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ITパスポートここは覚えよう!

特に見てほしい方

  • ITパスポートを受験する方
  • IT関係の仕事をしている方
  • ITに興味がある方

 

はじめに

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 ITパスポート試験に向けて暗記してほしい単語を市販のテキスト等を参考にして、まとめました。ぜひ今後の勉強に役に立ててください。

 

「C」はじまりの英略語

CEO(Chief Executive Officer)

企業の最高経営責任者を指します。

 

CIO(Chief Information Officer)

企業の最高情報責任者を指します。

 

CRM(Customer Relationship Management)

企業全体で、お客さまの情報を一元管理し、顧客満足度を高め、お客さまとの関係性を強化しようとする取り組みのことを指します。

 

CMMI(Capability Maturity Model Integration)

企業が「どのくらい、システム開発を高いレベルで行うことができるか」という成熟度を5段階のレベルで表した指標です。Capabilityは能力、Maturityは成熟度という意味です。

 

CSS(Cascading Style Sheets)

Webサイトの構造を指定するために利用します。Cascadeは小さな滝の意味で、段階的に処理するというイメージになります。

 

CDN(Content Delivery Network)

「コンテンツを配信するために最適化されたネットワーク」のことです。現在、動画をはじめ、さまざまな大容量のコンテンツがインターネットからダウンロードされますが、CDNを使うことにより、大容量コンテンツをダウンロードしようといているユーザーの1番近くにあるコピーサーバーから、そのコンテンツをダウンロードできるようになります。これにより、特定のサーバーにアクセスが集中することを防いだり、ユーザー一人ひとりのダウンロード時間が短くなるなどのメリットがあります。

 

「E」はじまりの英略語

 「エンタープライズ(全体的)」というイメージでとらえます。

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ERP

企業の経営資源(ひと、もの、かね)の情報をトータルにみて、経営の効率化を図る活動のこと。日本語にすると「企業資源計画」です。

 

EA(Enterprise Architecture)

企業全体が最適になるよう情報システムを構築していくための方法論、または考え方のことです。

 

E-R(Entity-Relationship)

「全体的な」という意味ではありませんが、システム全体のデータの関係性を整理するための図法です。「実体と関係性」という意味です。

 

MRP(Material Requirements Planning)

「資材所要量計画」と訳され、企業の計画に従い、必要な資材や部品の量や発注時期を割り出していく手法のことです。

 

「D」おわりの英略語

 最後が「D」おわりの英略語は「ドライブ・ディスク」「デザイン・開発」「ID」の3パターンに分けられます。

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ドライブ・デスク

SSD(Solid State Drive)

メインメモリ(主記憶装置)と同じような技術を使いながら、不揮発性(電源を切っても記憶内容が失われない)という性質を持つ、フラッシュメモリを用いたディスク装置です。ハードディスクとインターフェースなどが同じで、高価・高速であるため、特に高級機種のパソコンでハードディスクの代わりに採用されています。

 

Blu-ray

ブルーレイディスク。25〜50GBの大容量を記憶できるDVDの次世代のディスクです。

 

デザイン・開発

CAD(Computer Aided Design)

コンピュータ支援デザイン。コンピュータを利用して設計することです。建築設計・基盤設計など、さまざまな種類があります。

 

RAD(Rapid Application Development)

直訳すると「急いでアプリケーションを開発すること」という意味になります。その名のとおり、開発ツールなどを利用して、時間をかけずにソフトウェアを開発する手法のことです。

 

ID

RFID(Radio Frequency Identification)

「ID」タグとも呼ばれています。鉄道系のICカード(JR東日本SuicaJR西日本ICOCAなど)にも使われています。無線機能を持つICチップを使っています。

 

ESSID(Extended Service Set ID)

無線LANの多数あるアクセスポイントの中から、自分が利用するものを指定するためのID。

 

「M」おわりの英略語

「M」で終わる英略語は、「メモリ」か「マネジメント」の2つに分かれます。

 

メモリ

RAM(Random Access Memory)

本来は「読み書きができるメモリ」という意味でしたが、最近は次項のROMも読み書きできるものが多くなり、RAMだけの特徴では無くなってきました。現在では、「電源を落とすと、記憶内容が失われる=揮発性を持つ」メモリと定義されています。

 

ROM(Read Only Memory)

本来は「読み書き専用のメモリ」という意味ですが、最近はフラッシュメモリのように、読み書きできるROMも増えてきています。そこで、現在では「電源を切っても記憶内容が失われない=不揮発性を持つ」メモリとして定義されています。

 

マネジメント

CRM

「お客さまとの関係」をマネジメントします。

 

TQM

全社的な品質改善の取り組みのことです。経営層が主導してマネジメントします。

 

「B」はじまりの英略語

「B」はビジネスの頭文字なので、ビジネス系の用語があります。

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BCP(Business Continuity Plan)

事業継続計画。災害や事故などが発生しても、事業が止まらないように、あらかじめ計画を立てておくことです。たとえば、「会社の拠点を東日本と西日本に分ける」なども有効な措置です。

 

BCM

事業継続管理BCPをマネジメントしていくことです。

 

BPR(Business Process Re-engineering)

業務プロセス再構築。企業全体の仕事の流れを整理・見直して、より合理的に業務プロセスを再設計し、コスト削減を実現します。

 

BPM

BPRをマネジメントしていくことです。

 

BPMN(Business Process Modeling Notation)

表記がかんたんでわかりやすさが特徴のビジネスプロセスの表記法のことです。人間がおこなう業務プロセスの記述に使われます。OMGという国際コンソーシアムで標準化が進行中です。

 

B to B(Business to Business)

企業間電子商取引。より簡略化して「B2B」と書くこともあります。

 

B to C(Business to Consumer)

企業と消費者の電子商取引。一般的なネットショップがこれにあたります。

 

C to C(Consumer to Consumer)

消費者同士の電子商取引。インターネットオークションなどがあります。

 

EC(Electronic Commerce)

電子商取引

 

EDI(Electronic Data Interchange)

電子データ交換。企業間の取引において、電子データを交換する仕組みのことです。

 

おわりに

 ITパスポートの暗記項目をまとめました。ITパスポートを受験される方は絶対に合格しましょう。