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ITパスポート、ここだけは覚えよう!【頻度別】

特に見てほしい方

☑︎ITパスポートを受験する方

☑︎IT関係の仕事をしている方

☑︎ITに興味がある方

 

 

はじめに

 これで最後の暗記項目になりました。優先度順に分けましたので、ITパスポートを受ける方はぜひ合格に向けて覚えてください。

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頻出<ストラテジ>

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経営戦略系

オフショアアウトソーシング

 海外の企業に業務を委託することです。

 

バリューエンジニアリング

 製品の機能を向上させたりコストを下げたりすることで、製品の価値を向上させる手法のことです。

 

ワークフロー

 業務処理の流れのことです。

 

住民基本台帳ネットワークシステム

住民基本台帳ネットワークシステム

 「住基ネット」といい、国や都道府県、市町村などの情報システムネットワークで結んだものです。

 

電子申請・届出システム

 家庭や職場から行政への申請や届出ができる情報システムです。

 

電子入札

 職場から公共入札に参加できる情報システムです。

 

頻出<マネジメント>

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システム開発

オブジェクト指向

 「オブジェクト」とは「もの」のことです。「ソフトウェアの中身を全て知らなくても、それぞれの部品の使い方だけ覚えておけば、部品の組み合わせだけでかんたんにソフトウェアが完成する」という考え方です。

 

カプセル化

 オブジェクトのデータやふるまいを外部から隠蔽することです。プログラムの変更や拡張に強くするために行われます。

 

継承

 オブジェクトの性質を他のオブジェクトに引き継ぐことです。プログラムの再利用や拡張のために行われる。

 

見積手法

ファンクションポイント法

 システム化する画面や機能の難易度を数値化して、その合計でシステム開発工数や費用を見積もる方法のことです。

 

類推見積法

 過去の類似プロジェクトの状況を参考にしながら、現在のプロジェクトにかかるコストを見積もる方法です。

 

サービスの運用管理業務

構成管理

 情報システムを構成するハードウェアやソフトウェアの最新構成を適切に管理することです。

 

変更管理

 情報システムに変更を反映させる必要が出てきた際、適切な手順を検討し、安全かつ効率的な反映ができるようにすることです。

 

リリース管理

 「変更管理」の決定内容に沿って、確実に変更を反映させます。

 

バージョン管理

 情報システムのソフトウェアやプログラムのバージョンを管理することです。最新版の改訂者や改訂日時、改訂内容だけでなく、過去の半数の履歴も管理します。

 

頻出<テクノロジ>

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マークアップ言語

SGML

 マークアップ言語の元祖です。インターネットではあまり使われていません。

 

HTML

 インターネットの標準的存在として、最も有名です。Webの画面は、HTMLで記述されています。

 

XML

 「タグ」の中身を自分で決めることができ、電子商取引など広い範囲で使われています。

 

新傾向<ストラテジ>

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企業活動

グリーンIT

 環境保護を施行したIT機器や情報システムのことです。グリーン=環境の意味。

 

コーポレートブランド

 コーポレート=企業ということで、企業自身のブランドのことです。企業の社会的価値向上を目指します。

 

業務分析ツール

ABC分析

 パレート図を使い、たとえば「売上上位70%をA群、90%をB群、それ以外をC群」などと分類し、それぞれのグループごとに取り扱いや施策を検討する分析方法です。

 

デシジョンツリー

 デシジョンツリー=「決定するための木」ということで、ある物事決定するために必要な選択や分岐を階層的に書き表した木状の図のことです。

 

知的財産権

アクティベーション

 ソフトウェアを利用する時に、インターネットなどを通じてメーカーにシリアル番号などを伝え、正規ユーザーであることを証明することです。おもに、ソフトウェアのコピー防止が目的です。アクティベーションをしなければ、ソフトウェアを利用することはできません。「ライセンス認証」ともいいます。

 

サブスクリプション

 ソフトウェアの利用形態の一つであり、月額などの利用期間に応じて料金を払う方式です。ソフトウェアは、元々「使用権の買取」といったいった形態が多かったのですが、最近ではサブスクリプション方式も増えています。

 

ビジネスシステム/エンジニアリングシステム

スマートグリッド

 ITを活用して、電力の需給を最適化できる送電網のことです。「次世代送電網」とも呼ばれています。震災以後の電力不足により、一躍脚光を浴びました。

 

センシング技術

 観測技術全般のことです。資源探査、海洋調査、火山活動の探索と多岐に渡ります。

 

AI(Artificial Intelligence)

 「人工知能」と訳されます。人間の知的活動をコンピュータにさせる技術全般のことや、人間の知的活動を行うプログラムのことをいいます。

 

Eビジネス

バナー広告

 Webサイトなどに貼り付けられている画像広告のことです。クリックすると広告元のWebサイトに遷移します。

 

デジタルサイネージ

 「サイネージ」とは「記号・標識・マーク」の意味です。デジタルサイネージは「電子看板」を指します。広告面がスクリーンになっているので、広告内容を自由に変更することができます。

 

エスクローサービス

 インターネットオークションなどで注目されているサービスです。売り手と買い手の間に第三者が入り、売り手の商品が買い手に渡った後、買い手から代金を回収し、売り手の責任を持って渡します。ネット時代の消費者同士の取引に欠かせません。

 

情報システム戦略

エンタープライズサーチ

 組織内部にあるさまざまな資料や情報の中から必要なものを見つけるための企業内検索エンジンのことです。

 

SoR(Systems of Record)

 従来からある基幹システムのように、データを正確に記録・保管する役割を持つシステムのことです。

 

SoE(Systems of Engagement)

 顧客との関係性を深めるような役割システムのことです。直接ユーザーと接触できるスマートフォンのアプリやSNSなどが該当します。

 

フロントエンド

 「前工程」と訳します。情報システムでは、ユーザーと直接やりとりする機能、あるいは、そのような役割を持つシステムのことです。

 

バックエンド

 「後工程」と訳します。情報システムでは、フロントエンドから指示を受けて、処理をしたり、記憶装置に情報を出し入れしたりする機能、あるいは、そのような役割システムを持つことです。

 

ソリューションビジネス

PoC(Proof of Concept)

 「概念実証」や「コンセプト実証」と訳されます。新しいアイデアが実現できることを証明するために行うデモンストレーションのことです。試作品の前段階に実施されます。

 

システム活用

BI(Business Intelligence)

 データウェアハウスなど大量のデータを分析するためのツール群のことです。ビジュアル表示で意思決定を支援するなどの特徴があります。

 

データウェアハウス

 日常業務で利用しているデータベースから取り出したデータを整理して大量に保存し、意思決定に使うシステムのことです。「データ倉庫」と訳します。

 

ディジタルディバイド

 コンピュータやインターネットを扱う機会や能力の有無で発生するさまざまな格差のことです。「情報格差」と訳されます。

 

eラーニング

 ネットやCD-ROM、情報機器などを利用する教育のことです。

 

知的財産権

パブリックドメインソフトウェア

 パブリックドメイン=公共に属するという意味です。ソフトウェア作成者が著作権を放棄したソフトウェアのことです。

 

オープンソースソフトウェア

 ソースプログラムを公開しているソフトウェアのことです。

 

フリーソフトウェア

 「自由なライセンスで」配布されているソフトウェアのことです。

 

新傾向<マネジメント>

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開発技術

リバースエンジニアリング

 すでに完成したソフトウェアを解析・分析して、そのソフトウェアのしくみや技術などを明らかにすることです。一般的なソフトウェア開発とは逆方向のプロセスを踏むわけです。

 

新傾向<テクノロジ>

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データ構造

木構造

 文字通り、木をひっくり返したよな構造です。

 

2分木

 上位の節から分岐する枝が二つ以下のもののことです。

 

ファイルシステム

フラグメンテーション

 ハードディスクなどをディスク装置において、書き込み⇒消去を繰り返していると、データが飛び飛びに配置されることになります。そうなるとアクセス効率が悪くなり、データの読み込みが遅くなります。その状態をフラグメンテーションと呼びます。これを修正するためにデフラグを行う必要があります。

 

アーカイブ

 複数のファイルを圧縮して、1つのファイルにまとめることです。画像ファイルは劣化しても見れますが、プログラムファイルは劣化させると動かなくなるので、アーカイブ可逆圧縮です。

 

ハードウェア

ウェアラブル端末

 主に衣服、時計、メガネなどの形状で、身につけて持ち歩けるコンピュータのことです。

 

3Dプリンタ

 立体物の設計データをもとに、樹脂などを固めて立体物を形成する出力装置のことです。樹脂製の工業部品などが簡単に作成できるようになりました。

 

ヒューマンインタフェース

サムネイル

 「親指の爪」と訳すことができます。転じて、親指の爪のように「小さい画像」を指します。小さい画像の一覧をクリックすると大きな画像が表示されたりしますが、その小さい画像のことです。

 

ユニバーサルデザイン

 ユニバーサル=万人向けという意味です。年齢や障がいの有無にかかわらず誰もが利用できるデザインのことです。

 

Webアクセシビリティ

 Webサイトにおけるユニバーサルデザインのことです。アクセシビリティ=アクセスしやすさという意味です。

 

データベース

RDBMS

 現在主流であるリレーション型データベースを採用したデータベース管理システムのことです。定期的なデータを管理することに向いている一方、データサイズが大きくなりすぎると、性能低下を起こしやすいです。

 

NoSQL

 リレーション型以外のデータベースの総称です。RDBMSでは取り扱いが難しいビッグデータの扱いに向いていることもあり、近年注目を浴びています。

 

ネットワーク

オンラインストレージ

 「ネット上の記憶装置」と直訳します。クラウドサーバの1区画をデータ保存用として借りることができるサービスです。DropBoxEverNote、OneDrive、GoogleDriveが著名です。

 

テザリング

 スマートフォンなどをWi-Fiルータのように使い、そのスマートフォン経由でパソコンなどをインターネット接続する機能のことです。

 

BLE(Bluetooth Low Energy)

 近距離通信技術であるBluetoothのV4.0以降で対応した機能です。低消費電力で通信できる機能のことです。

 

プロキシ

 「代理」という意味です。インターネットと社内LANの間に置かれ、直接インターネットに接続できない社内LAN上のパソコンの代わりにネットから情報を取得しパソコンに渡すサーバのことです。

 

SDN

 従来は、ルータやスイッチなどのさまざまな機器を組み合わせて配線接続などしていたネットワークの構築を全てソフトウェアの設定だけで実施してしまう技術のことです。

 

ビーコン

 他の利用者やコンピュータに識別してもらうために、ある主体が発信する情報や信号のことです。たとえば、無線LANのアクセスポイントは無線LAN機能を持つパソコンなどにAP自身の存在を認識してもらうため、パケット信号を発信しています。パソコンユーザーはこの発信信号情報をパソコン上で確認することで、近くに利用できる無線LANのAPがあることを認識できます。

 

lotエリアネットワーク

 構内などの狭いエリアでlot機器を使うためのネットワークのことです。無線LANなどが利用されています。

 

テレマティクス

 ITシステムや無線データ通信などを使い、自動車などにさまざまな情報サービスを提供する仕組みのことです。交通情報、テレビ会議、オンデマンド映画配信など、リアルタイムでさまざまな情報を提供します。

 

情報セキュリティ

プライバシポリシ

 自社サイトで収集した個人情報をどのように扱い、どのように保護するのか、その考え方を説明するものです。

 

完全管理措置

 個人情報保護法で定められているもので、個人情報取扱事業者が取り扱う個人データの漏洩や滅失・毀損の防止、その他個人データの安全管理のために実施すべき措置のことです。

 

DLP

 機密情報やデータを継続的に監視し、情報漏洩や紛失を防ぐシステムのことです。

 

耐タンパ性

 カードの偽造や情報抽出に、高い耐性を持っていることです。たとえば、ICカードによっては、不正な方法で無理に情報を抽出しようとすると、ICカード内のチップ情報が自動的に削除されるものがあります。このようなICカードを「耐タンパ性が高い」といいます。

 

タイムスタンプ

 ファイルなどが「いつ作られたのか」、その時間を記録し証明するものです。タイムスタンプは「その時間には、間違いなく、そのファイルが存在した」ことと「その時間以降、ファイルが改竄されていない」ことを証明します。

 

シャドーIT

 社内で許可されていないクラウドサービスや、個人所有のパソコンなどを業務に利用することです。適切なセキュリティ対策が取られていないことが多く、セキュリティ事故の原因となりやすいです。

 

電子すかし

 1,000円札などのお札にある「すかし」は、お札が不正コピーされるのを防いだり、偽札を検出するのに使われます。電子すかしとは、コンテンツに埋め込む形のデータです。一般的なコンテンツの利用では目に見えない存在ですが、検出用のソフトウェアを使うことで、その存在を確認できます。著作権対策や不正コピー対策に有効です。

 

ディジタルフォレンジック

 特許侵害や情報が盗難されると、最悪の場合、刑事事件や法的な争いへと発展しますが、その際に証拠となるデータや機器を調査して情報を集めることです。「フォレンジックス」とは「鑑識」という意味です。

 

無印<ストラテジ>

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電子マーケットプレイス

 インターネット上にある企業同士の仮想取引所のことです。

 

レーダーチャート

 レーダーのような図のことです。複数の項目を比較したり、全体のバランスを見るのに利用します。

 

バリューチェーン

 企業活動を調達/開発/製造/販売/サービスといったそれぞれの業務プロセスのとこで、価値やコストが付加・蓄積されているのか、競合他社と比較してどの部分に強み・弱みがあるのかを分析し、戦略の有効性や改善の方向を探る方法論です。

 

無印<テクノロジ>

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データ構造

キュー

 プログラムにおける「データ構造」の一つで、「先入れ先出し法」ともいわれます。最初に入れたデータから行列を作り、自分が処理されるのを待ちます。

 

スタック

 プログラムにおける「データ構造」の一つで、「先入れ後出し法」ともいわれます。キューとは正反対です。

 

システム構成要素

ピアツーピア

 接続されたコンピュータがどれも対等な立場に置かれる接続方式です。クライアントやサーバなどの役割分担がありません。

 

クラスタ

 複数のコンピュータをネットワークで結び、全体として一つのコンピュータのように動作させる接続形式です。

 

入出力デバイス

シリアルインタフェース

 シリアル=直列のことです。一本の信号線だけを使い、その中で次々と信号が送られます。

 

パラレルインタフェース

 パラレル=並列のことです。複数の信号線を使い、同時にいくつもの電気信号が発信されます。

 

デバイスドライバ

 デバイス=機器、ドライバ=操作という意味で、パソコンの周辺機器を動かすプログラムのことです。以前は、新しい周辺機器をパソコンに接続するたびに、周辺機器に付属するデバイスドライバをインストールして設定したりと大変でした。しかし、最近では以下の「プラグアンドプレイ」に対応したOSや周辺機器が多くなり、かなりラクになりました。

 

プラグアンドプレイ

 つなぐと動くという意味で、ユーザーが複雑な設定をしなくても、周辺機器をパソコンに繋ぐだけで、OSが自動的に最適な設定をして動かせるようになる仕組みです。

 

NIC(ネットワークインタフェースカード)

 ネットワークインタフェースカード=ネットワークへの接続するためのカードです。パソコンをLANに接続するために必要ですが、最近ではLAN接続インタフェースが標準装備されているパソコンが多いので、このカードを単体で見かけることは少なくなりました。

 

情報セキュリティ対策

シングルサインオン

 一度の認証処理(IDやパスワード入力など)で複数のサービスを利用できる仕組みのことです。

 

認証局

 暗号における公開鍵の発行者が「正当な者」であることを証明する第三者機関のことです。

 

クラッキング

 不正な手段で情報システムに侵入し、情報を破壊したり改竄したりする行為のことです。

 

おわりに

 これでITパスポートの暗記項目の記載をおわりにします。お疲れ様でした。ぜひ、繰り返し記事を見て、暗記してください。ITパスポートを受ける方は絶対に合格しましょう。